R3年度 緑といきもの賑わい事業に採択されました「里山に暮らすカスミサンショウウオやニホンヒキガエルの生息地保全事業」

本年度、へんちくりんでは

長崎県絶滅危惧種Ⅱ類のカスミサンショウウオ、準絶滅危惧二ホンヒキガエルの生息・成育空間保全のための池づくり、成体が生息する山の環境保全として竹林・雑木林の整備を行うことで、里山に生息する生き物の保全と成育環境の保全を目的として活動を行います。

以下の事業内容で進めていきます。

①生物の生息・成育空間の保全等に関する事業

・卵を産む、成育するための池づくり

・作成した池のモニタリング調査

・成体が生息する山の環境保全として竹林・雑木林の整備

②普及啓発事業

・池に住む生き物の観察会開催(2回)

・活動の様子を動画作成(youtubeにアップ)

・マップ等の資料作成、ホームページ作成編集

 

今までへんちくりんでは、竹林整備による里山保全は行っていましたが、

里山に住む生き物の調査や保全に関しては取り組みをしていない状況でした。

へんちくりんには、毎年梅雨時期などにひょっこっと現れる「二ホンヒキガエル」がいたり、

地域の水辺には「カスミサンショウウオ」の赤ちゃんが生息しています。

どちらも、卵から子ども時の半年間を水の中で暮らして、

大人になると雑木林など山で暮らしています。

なので、まずは卵を安心して埋める「水辺」の確保が必要となり、水が枯れることなくある場所が必要です。

今回私たちは、池づくり・竹林整備・雑木林の保全を通して、カスミサンショウウオと二ホンヒキガエルの保全と育成に力を入れていきます。

地域にいた「カスミサンショウウオの幼生」

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